禅的ランニング
走ることから人生について学ぶことが書かれている。走ることはサイズこそ小さいが人生そのものであり始まりがあって終わりがある。あちこちに乗り越えるべき障害が待っていて良い日もあればワルい日もある。人を追い抜き追い越され、そして力を試され挑戦して失敗したり成功したりと失望感があり達成感がある。もう絞っても何も出ない日もあれば、このままどこまでも行けると思う日もある。複雑な人生と比較し相対的にはシンプルなランニングを通じて「気づき」「正精進」「瞑想」「中道」「無常」などの禅の概念が学べる一冊だった。
by hemingway55
| 2012-05-02 04:41
| Book